平成30年4月10日(火)

奈良市 五劫院とリストランテ・オルケストラータ

五劫院は、東大寺では出来ないこと、直接人が何かをするための寺である。
本尊の、五劫思惟阿弥陀如来坐像は、今、正に、悟りを開いた瞬間を表している。阿弥陀如来の新生児。
手を衣の中に入れているのは、まだ、菩薩だった時の状態である。
鎌倉時代の仏像で、顔にまだ金箔が残っているのは、つい最近まで、前に幕があったため。幕が古くなったので、現在は取り外しているので、顔を見ることが出来る。
伝説では、宗で作られて、日本に来たもの。
本堂は江戸時代初期、元和10年(1624年)の再建で、内陣と外陣の間には、阿弥陀格子戸がある。これが、あみだくじ、の由来となったものである。
境内の墓の入口には、ほぼ等身大の地蔵菩薩の石像が二体あり、一体は見返っている。

五劫院を出て山側に歩き、東大寺本堂の裏手から国際フォーラムに向かった

東大寺本堂からだと、南大門を出てから、奈良公園の中を、左手(春日山)方向へ歩いていくと、全ポニ大きな建物が2棟見える。その南側、右手側が本館である。1Fにひらまつグループのレストラン「リストランテ・オルケストラータ」がある。予約なしでも入れるレストランだが、予約は出来るならしたほうが良い。

リストランテ・オルケストラータは、ひらまつグループのレストラン。奈良、春日国際フォーラム本館の1Fにある。レストランからは、若草山が望め、山焼きのときも、間近に見ることが出来る。シェフが、その日の朝に土に埋まっていた野菜を仕入れてくる。
アミューズは、下に敷いている黒ごまは、滑り止めのため。パスタについている、大蛤の中に入っているソースの緑は菊菜(春菊)、魚はメニューの肉を魚に変更してもらったもの。最後の小菓子は、キウイ、マシュマロ、焼き菓子である。