平成31年3月12日(火)
京都市 清浄華院と>リッツカールトン京都 会席 水暉
清浄華院
浄土宗の大本山の一つ。院号だけで、山号、寺号がない。御所の中に開山した寺で、仏教の学問をするところ。扁額には「禁裏内道場」とある。天正年間、秀吉の時代に、現在地になった。
先代のときに、結界をなくし、内陣までお参りできるようなった。それは、法然上人の教え、誰でも「南無阿弥陀仏」をとなえると、仏になれるから。
正面は、法然上人像、42歳の厄年のときだと言われている。向かって右、上人からすると左(心臓側)に二祖、向かって左に、三祖。
向かって右の部屋には、宝冠釈迦如来坐像、江戸時代。右奥には、慈覚大師像。奥には黒塗りで菊御紋の厨子が3つ並ぶ。皇室関係の御位牌を安置している。
向かって左の部屋には、不動明王。泣不動と言われる由縁の絵巻が寺にある。
涅槃図は、猫も描かれていて、海があり、クジラ、魚、亀まで描かれている。當麻曼荼羅は、壁面一面の大きなもの。年に一度公開する。
境内の桜の木の側の石塔は、篤姫の大ばあさんの供養塔。八須賀の桜と言われ、桜の前の石には、殿様が腰掛けた石だと言われている。
建物の間から、大文字が見える。
リッツカールトン京都 会席 水暉
曙弁当。鯛の刺身、春キャベツあんのすりながし。緑色のあんが珍しい。酒粕の味がしたが、どうだろうか。胡椒かさんしょかが隠し味程度にはいっている。出汁の味よりも、インパクトのある味。
三段重形式の中には、豆鉢の料理。大根の煮物。天ぷら。ふきのとう豆腐、ホタルイカ、子持ち昆布、、、。
サービスは、画一的でレベルは高い。しかし、知識のレベルは標準。
▷ページのトップ