京都市 智積院とYAMADA
令和2年(2020年)年6月16日(火)
智積院
智積院です。1グループ5000円灯明料と言う名目でお支払いをすれば、お坊さん僧侶が案内をしてくれます。 金堂のご本尊は大日如来。大日如来の印は現世とあの世を結んでいる形だと説明を受けました。御本尊に向かって右側に弘法大師、左側に興教大師のお像が祀られています。 弘法大師は真言宗のご開祖。では興行大師はと言うと、弘法大師より300年ほど後ほどの人で鎌倉時代の人だそうです。真言宗を立て直した人だそうです。
金堂に続いて、庭園を案内してもらいました。利休好みの庭園という意味は、利休だときっとこんな庭園が好きだろうという意味なんだそうです。 庭園の山は、中国廬山の山を模しています。 配置された石は全て自然石でその中の一つだけ名前がついています。向かって左左手に見える石橋の手前に、他と比べたら縦長の石が置かれています。羅漢石(らかんせき)という名前がついています。あたかも手を合わせて拝んでいるように見えるからです。池の水は濁っていますがこれはあえて濁らせているそうです。中国廬山から流れでる長江の濁りを、表すために、あえて池底に粘土質の土をいれて、池の鯉が動くたびに泥を巻き上げ濁るようにしているそうです。その池を望む建物には長谷川等伯一派によって描かれた桜と楓の障壁画が描かれた当時の再現模写で描かれています。その中には、南天、菊、タチアオイ、松、水仙、山吹など様々な花も描かれています。原物は宝物館に収められ、比較して見ることができます。宝物館の桜は胡粉(ごふん)で描かれていて、暗くなるとわずかな光を反射してそこだけがほの白く光って見えます。
智積院講堂の襖絵は、日本画家日本画家田渕俊夫によって平成20年に奉納されたものです。
YAMADA
YAMADA は、厨房に向かったカウンター席が7名、 窓に向かったカウンター席が3名、テーブル席が4名、詰めて座れば16名。元々二条城近くでお店をやっていたのが、四年前に入れ込みでここに移転できたそうです。 できるだけリピートしてもらいたいという方針から、この場所にしては、比較的安めの値段に設定されています。夜も1万円を基準にしてるそうです。
前菜はかつおのたたき、私は焼き野菜、二皿目はイカ、そら豆、私にはエビがついてました。スープはビシソワーズ、メインは鯛。私にはアスパラガスの生ハム巻き、パイ包みの炒め物です。デザートはグレープフルーツとプディング、黄色のスイカ、 オレンジとチョコレートのビスケット。コーヒーはその場でドリップしてくれました。