医療法人藤井会 石切生喜病院
医療法人藤井会 石切生喜病院の入社式の、記念講演をさせていただきました。
法人規模が拡大する中、職員が一体感を持てる人を作ることで、接遇をより良くしたい、というご要望です。講演時間は約40分、参加される対象となる方は、医師、看護師、医療専門職士、一般職員、の方々で、新卒から転職までと、年齢も経験も職種も様々です。ご依頼を頂いた経緯は、元職であるシェラトン都ホテル大阪の営業職のホテルマンからでした。
ホテルのチームワークと接遇の良さを病院で活用し、新入時の不安を希望に変える事を、講演のポイントにしました。
ここにいる全員が同じ気持ちであることを、知ってもらうのがポイントです。技術的にはそう難しいことではありません。入社式の緊張感と、4月春の飛び跳ねるような気持ちを関連させることを伝えます。
学生のときとは異なる人間関係を知ってもらいます。転職の方もいらっしゃいますが、年齢が若い方が中心ですので、幅広い年代層を意識してもらうためにも画像を家族にしました。また家族から生活に関わる仕事であることも意識してもらうことが出来ます。
ここで入社式の緊張感のドキドキを、期待と希望のワクワクであることに、リフレーミングを行います。そして未来の希望をイメージできるように、誰があなたに期待をしているのか、ということを伝えます。医療法人藤井会の理念、当日の病院の様子、当日の打ち合わせでの話も、講演の内容に盛り込みます。そして、周囲の人と簡単なワークを行います。気分転換と仲間意識のきっかけをここで作ります。
講演の最後にお話したことは、タイトルの「フレンドリー」と「ホスピタリティ」をつなげて、今すぐにでも仕事で出来ることをお伝えしました。子供を笑顔にすることは、実は大人を笑顔にすることと一緒です。そして、子供を笑顔にしようとすると、自分自身が笑顔でいる必要があります。コミュニケーションの反応効果、身体と感情の関連効果、を活用します。そして、あなたに期待している人がいることを、状況を活用して伝えました。ピグマリオン効果の活用です。