屋号について
「答えはあなたの中に全てある」、トレーニングを始めた最初の頃に習った、コミュニケーションの前提です。
自分の人生の答えはすでに、自分の中にある。私たちはそれに気づかないでいるだけです。宇宙よりも広大な可能性を持ち合わせているのに、その使い方を知らないままでいるのです。
私たちの脳細胞は140億あり、その一つ一つそれぞれが2万5000の脳細胞と繋がる事ができる。その可能性は、宇宙全体にある原子の数より多い、と私がトレーニングを受けたトレーナーから教えてもらいました。脳細胞の数には諸説があるようですが、いずれの諸説だとしても可能性は膨大です。
数の単位は、数字だけでは捉えにくい量を、漢字ではすでに膨大な量の数を表しています。
大きな方への単位は
兆(ちょう/10の12乗)、京(けい/10の26乗)、垓(がい/10の20乗)、杼(じょ/10の24乗)、穣(じょう/10の28乗)、溝(こう/10の32乗)、澗(かん/10の36乗)、正(せい/10の40乗)、載(さい/10の44乗)、極(ごく/10の48乗)、恒河沙(ごうがしゃ/10の52乗)、阿僧祇(あそうぎ/10の56乗)、那由他(なゆた/10の60乗)、不可思議(ふかしぎ/10の64乗)、無量大数(むりょうたいすう)
さらに小数点以下の分、厘、毛の下は
糸(し/10-4)、惣(こつ/10-5)、微(び/10-6)、繊(せん/10-7)、沙(しゃ/10-8)、塵(じん/10-9)、埃(あい/10-10)、渺(びょう/10-11)、漠(ばく/10-12)、模糊(もこ/10-13)、逡巡(しゅんじゅん/10-14)、須臾(しゅゆ/10-15)、瞬息(しゅんそく/10-16)、弾指(だんし/10-17)、刹那(せつな/10-18)、六徳(りっとく/10-19)、空虚(くうきょ/10-20)、清浄(せいじょう/10-21)
これだけの大きな数と、これだけの小さな数が必要があるとは到底思えません。仏教の言葉だそうです。しかし、何事も必要の無いものは存在しません。もしかしたら、私たちが意識しない所で、私たちの無意識には存在する数なのかもしれません。
私たちは、すでに無限の可能性を備えています。しかし自分の顔を自分で見ることが出来ないように、私たちは自分自身のことについて、調査したり探求したりするのは、不得意です。
宇宙は膨張しているのに、その宇宙の端を見た人類は未だにまだ誰もいません。私は宇宙の端を見たいと思っています。その話をある学生に立ち話でついでにしたとき、「宇宙の端は、ここにあるんじゃないの」と言いました。その学生はその瞬間、私のコーチでした。彼は、私の中で探していた言葉を代弁してれたように、私は驚いたんです。
そして、私が屋号に悩んでいたとき、この話を聞いた知人が私にこう言って、私の見つけられなかった答えを代わりに言ってくれたんです。
「つまり、あなたは、答えは自分の中にあって、それが成功ってことに繋がるってことが言いたいのね、だったら、サクセスインサイドでいいんじゃないの?」って。
衝撃的でした。
誰でも、自分の顔を見るのは鏡を使います。だから、答えを探して見つけ出すのに、人の力を借りるのは、ごく自然に必要なことです。それをするのがコーチの役目です。
多くの人は、コーチの答えを見つけて引き出して聞こうとします。でも、コーチの私はあクライアントの答えを見つけて引き出します。それは、私の答えは私の答えであって、クライアントの答えではないからです。クライアントの答えは、クライアント自身の中だけにあるからです。
本当に自分自身の中にある答えを見つけた時、人は誰しもが目を見開いたり、驚きの声を上げたり、噛み締めたりします。
自分自身の中にある答えを見つけ出す、これが本当のコミュニケーションです。
だから、サクセスインサイド・コミュニケーション、です。