近鉄桃山御陵前を左に向かうとすぐに大きな鳥居があります。
神社ですが、寺のように山門があり、その中に鳥居がまたあります。珍しいです。
参道も両側が松並木です。
平成になってから修復した拝殿は極彩色で本当に美しい色合いです。青い色がメインは全く日本的です。
境内にあるソテツは、樹齢が400年。なぜ寺社にはソテツが多いのか、という疑問が私たちに起こりました。不明です。
神社から駅に向かって歩き、少し向こうに京町おくど十二屋があります。民家を改装しています。
食前酒は辛口の日本酒に菊の花びらが浮かべてありました。重陽の節句です。豆腐のあとに、前菜です。籠盛りです。
稲穂は揚げてあり食べました。手前左はむかごの入った卵焼きです。右手前の緑は銀杏です。お造り、吸い物と続きました。
炊合せの左に松茸のように見えるのは、小芋です。
焼き物は宝楽焼、器の中に塩を敷き詰めて、その上に食材を乗せてオーブン焼きをします。塩でどんな効果があるんでしょうか。これもまた疑問です。
天ぷらのと茶碗蒸しの器にあんかけです。このあと、ご飯、味噌汁、漬物、甘味、かぼちゃのプリンと、餡餅でした。