昆陽山地蔵院、通称椿寺、
浄土宗、開山はじきしん上人、今は24代目。
本堂に祀られているのは、真ん中が阿弥陀如来、向かって右が善導大師、向かって左が法然上人
本尊は、中国善導大師が作られた、法蔵菩薩。
如来は、五劫思惟阿弥陀如来坐、
アフロヘアで、ほっぺたが膨らんでいる。髪が後ろが長いが、住職は見たことがない。
おかっぱでほっぺたが膨らんで、ぺこちゃんみたい。
五劫の間考えたので、髪が伸びた、落語「寿限無寿限無五劫の擦り切れ」の五劫のこと。
地蔵堂の地蔵菩薩は等身大。昔、田んぼの水争居、強欲な百姓が水を独り占めした、そこにお坊さんが諭したが、百姓が逆ギレして、そのお坊さんを叩いた、お坊さんは怪我をして顔から血が流れたが、そのまま何も言わずに去っていった。不思議に思った百姓が後をつけていくと、地蔵院に入り、地蔵堂に入っていった。中を見ると、お地蔵さんの顔から血、クワの形が付いていた。今は傷は治っている。
観音堂は十一面観世音菩薩、等身大で平安時代の作。
五色椿とは、ピンクの濃い色から白い色まで、縁取りがあったり、絞りが会ったりする。
八重の散り椿、花びらがほどけて落ちる。下に花びらが一面に敷き詰められる。
表の椿は、100年以上の椿で挿し木で増やした。中庭にあるのは40-50年の椿。
豊臣秀吉がここに植えた。加藤清正が朝鮮からもって帰ってきたと伝承があるが、DMAは日本のものだった。
しだれ桜は50数年。
天野屋利兵衛の墓があり、観音堂の中に木造がある。
夜半亭巴人は江戸時代の俳人で、最後に過ごしたと言われる、墓がある。
隠れキリシタンの墓は、蹲(つくばい)に使っていた。それ以上は分からないけど、祀っている。